浄水処理モニター

浄水場での「処理状況確認」と「処理方法検討」が簡単にできる、浄水処理モニターです!

浄水処理モニターについて

浄水処理モニターとは、実際の浄水場の処理設備をそのまま小型化し、浄水処理を可視化する装置です。流量、薬品添加量、各池を実際の処理とフロー同じように設計することで、浄水場で何が起きているかをモニタリングすることが出来ます。浄水処理よりも先に取水し、モニター装置を通すことで浄水処理への影響を早期に発見し、問題解決への早期対応が可能になります。

浄水処理モニターの特徴

  • 装置全体が透明樹脂で製作されているため、本施設における薬剤注入率と同じ条件にすることにより、浄水処理状況の水質状態を目視確認することができます。
  • 微少流量での設計が可能です。
  • 浄水場の処理を忠実に再現し、状態を見えるようにします。
  • 小型のため、処理水が早く得られます。
  • 連続監視が可能です。
  • 薬注機器の注入率条件を変化させることにより、水質変化を観察し、実施設での処理と比較検討を行うことができます。
  • 本装置から発生した汚泥は本施設とほぼ同等の発生量と性状を有していると想定され、沈降分離槽堆積汚泥を貯留することにより、汚泥発生状況と性状の把握を行うことができます。
  • 見学者への浄水処理の説明にも適しています。

浄水処理モニター仕様

製品名 浄水処理モニター
監視可能範囲 濁度、pH、薬品注入量、汚泥性状、処理水、毒性
※測定には対応した測定器具が必要になります
※鑑賞魚等の飼育により、毒性も確認可能
使用薬液 各浄水場にて使用している薬剤
設置場所 屋内
電源 基本的にAC100V
条件 オーダーメイド(事前協議の上、設計します)

浄水処理モニター装置フロー(一例)

こちらの処理フローは一例となっております。浄水場の仕様やご要望に合わせて、設計しております。