回分式排水処理では、1つの槽で、「原水導入」・「曝気」・「沈殿」・「上澄水の排水」までのサイクルを繰り返しながら行います。
回分式排水処理システムにおいては、1つの曝気槽が沈殿槽を兼ねており沈殿槽は必要ありません。
回分式排水処理法の特徴
- 装置の構造が単純であるため、省スペース・低コストで導入できます。
- 制限曝気処理のためバルキングの発生を防げます。
- 低負荷長時間曝気のため汚泥発生量が少なくなります。
- 高い窒素・リンの除去率を実現できます。
回分式廃水処理装置基本フロー図
フロー図の一例を示します。お客様の施設や、排水の性状に合わせて最適設計を行っております
小規模実験装置のご案内
新たに排水処理設備設置をご検討、もしくは既設排水処理設備の改造・改善をご希望のお客様に、ご検討(ご計画)の設備による排水処理状況を確認するための小規模実験装置を製作可能です。
小規模実験装置を実際の現場でお試し頂き、導入・改造前に処理状況をご確認頂けるため、ご納得頂いたうえで設備のご検討が可能です。